2019/04/12
2016年4月14日と16日に相次いで発生し甚大な被害をもたらした熊本地震から間もなく3年が経ちます。Civic Forceは、2018 年7月末で熊本地震指定寄付口座の受付を終了しましたが、被災した地域の復興に向けた取り組みはこれからが正念場。地域が元気を取り戻すために尽力するみなさんを引き続き応援しています。
2017年からコンテナ1台を無償でお貸ししている一般社団法人「九州学び舎」 は、写真家の長野良市さんが主宰する団体で、南阿蘇村の情報発信、国内外の研修生の就農支援、地域の子どもたち向けのイベントの開催などを続けています。20フィート(長さ約6メートル、ISO規格)のコンテナは、地域の人々や南阿蘇村で支援活動に取り組む人々のコミュニティスペース、 そして地元の魅力を発信する場として活用されています。
長野さんは 「あたたかくなり、そろそろ今年もタケノコ掘りなど地域の子どもたちに向けたイベントの準備を始めているところ。地震以来いつも気にかけてくれる東京の学生たちも来る予定です。阿蘇長陽大橋や外輪山俵山トンネルの開通など地震で壊れたインフラや施設はすでに整備され復旧も進んでいます。復興の道のりはまだ道半ばですが、ぜひ多くの皆さんに訪れていただきたいです」と話しています。
写真:南阿蘇の桜(長野良市さん撮影)