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活動報告

被災地を支援する

2019/03/27

【東日本大震災】「夢を応援プロジェクト」終了、次の課題解決に向けて

「ご支援のおかげで大学に通うことででき、学んだことを生かせる仕事につくことができました」

「看護師の資格をとり、今は病院で働いています」 

「地域の復興に貢献するため、地元の市役所に就職しました」

ー2011年3月11日の東日本大震災から8年以上が経ちました。Civic Forceの東日本大震災・中長期復興支援事業「夢を応援プロジェクト」の奨学金を受給してきた高校生たちは今や成人し、彼らの多くは社会に出て働いています。元奨学生たちは、多感な思春期を非常に厳しい状況下で過ごしましたが、成長した今は全国から支援を届けてくれた皆さんに感謝しながら「今度は自分が人の役に立ちたい」とがんばっています。
 
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Civic Forceでは、2013年3月から、この「夢を応援プロジェクト」を続けてきましたが、このたび2019年3月末をもって、その役目を終え事業を終了します。

 

「夢を応援プロジェクト」では、2011年3月11日に発生した東日本大震災によって経済状況が急変、または悪化し、就学継続が困難な状況にある被災3県(岩手・宮城・福島)の高校生が社会人になるまでの最長7年間(2019年3月末まで)、月額3万円の奨学金を給付しました。また、NPOパートナー協働事業」で連携してきたNPOなどと協力して、野外での環境教育や被災地だからこそ学べる防災教育などのプログラムを提供。2017年からは東北だけでなく、熊本地震や九州北部豪雨の被災地などでも実施し、東北での被災経験を他地域に伝える活動なども行いました。

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なお、Civic Forceは今後も東北の被災地支援継続していきます。震災10年を前に被災地では新たな課題が浮上していますが、一方で支援の手は官からも民からも減っています。被災地での課題解決に向けた活動に関する詳細は、追っておしらせいたします。これからもご関心をお寄せください。