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活動報告

被災地を支援する

これまでの災害支援活動(国内)

2012/07/23

【続報】九州北部豪雨支援について(4)

死者・行方不明者数32人に上る甚大な被害が発生している九州北部の豪雨災害に対し、CivicForceは、現在、「NPO法人被災地NGO協働センター」と「NPO法人レスキューサポート九州」などを通じて支援活動を行っています。また、パートナー団体からの情報をもとに、各企業へ物資の提供を呼び掛けています。

以下、レスキューサポート九州の木ノ下勝矢代表からの最新レポートと写真です。

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12・7.3大分県竹田市.JPG

今日7月23日の九州は、好天で気温は30度を超えました。熱中症で運ばれた人もいたという地元メディアの報道も増えています。

大分県と福岡県境を流れる一級河川・山国川の中流域は今回の豪雨により今までにないような被害を受けています。週末の21、22日にはボランティアが各地からたくさん入りましたが、各住宅から流れ出されたごみや泥などを搬送する車両が少なく、作業に時間がかかっているほか、置き場が一杯になり、場所の確保が急がれています。

7月3日に豪雨被害の後片付けの道具として大分県土木事務所のスコップなどを借りて作業をしていましたが、16日のさらなる豪雨のためにその道具が流され苦慮していました。

まさか同じ規模の豪雨が10日の間に同じ地域を襲うなど考えてもいませんし、被災者の方々は初めてのことで困惑している様子です。

今回の被災地域は、大分県北部(中津市・日田市)、大分県西部(竹田市)、熊本県阿蘇地域・福岡県筑紫地区の3県をまたぐ形での広域にわたり、隣接する県市町などの後方支援や直接支援が受けにくい状態でこれからは、支援の形を離れた地域での共助支援体制の重要性を感じました。

東日本大震災での岩手県遠野市の後方支援の位置づけや役割の重要さが改めて提起されました。災害の責任者は首長さんですが、さらなる広域的考えを実現するためには、民間の平常時のネットワークが非常時に有効な役割をすることが実証されたと思います。

2012・7・7大分県湯布院町.JPG
(大分県湯布院町に各地からたくさんのボランティアが集まりました)

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引き続き皆さまのご支援を賜りたく、九州豪雨被災者支援の指定寄付口座をご案内致します。

■三井住友銀行 青山支店 普通 7027403

公益社団法人Civic Force(コウエキシャダンホウジン シビックフォース ) 

■クレジットカード・電子マネーのご寄付は下記より受け付けております。 

http://bokinchan2.com/civicforce/donation/bokin/page1.php?bokin_type=donation

■ゆうちょ銀行 00140-6-361805

公益社団法人Civic Force(コウエキシャダンホウジン シビックフォース)

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なお、ご寄付のうち15%は運営費として活用させていただきますので、予めご了承ください。

詳細は、追ってHPなどでご報告させていただきます。皆さまのご支援、ご協力に心より感謝申し上げます。