Civic Forceの中長期復興支援事業では、東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島県の学生を応援するプログラムを2013年3月から開始しました。
この事業では、2011年3月11日に発生した東日本大震災によって経済状況が急変、または悪化し、就学継続が困難な状況にある被災地の高校生が社会人になるまでの最長7年間(2019年3月末まで)、奨学金を給付するとともに、東北の復興に貢献したいと考える若者をサポートする教育プログラム等を実施します。震災で家計を支える両親などが死亡・行方不明・負傷病気・失業などの被害を受けたり、また、震災により住宅が半壊・半焼、床上浸水以上程度の被害を受けるなど、経済的事由により就学が困難な状況が見込まれる生徒の経済的不安を緩和し、東北の復興に貢献したいと考える若者をサポートすることを目的としています。
本事業は、2011年4月にローソンが創設し特定非営利活動法人チャリティ・プラットフォームが運営していた「夢を応援基金」(以下参照)の事業を引き継ぐものです。すでに同基金の審査により決定した1,097人の奨学生に対し、2011年9月から1人あたり月額3万円の奨学金の支給を行っています(奨学金の返還義務はありません)。高校や大学・短期大学だけでなく、高等専門学校・専門学校等で専門技術を学ぶことも応援しています。
Civic Forceの中長期復興支援事業では、奨学金の給付に加え、奨学生への教育プログラムを展開します。具体的には、震災発生直後から被災地に身を置いてきたCivic Forceならではの支援として、NPOパートナー協働事業でかかわってきたNPOなどと協力して、地域の森や海、川など野外での環境教育や、被災地だからこそ学べる防災教育などを含む教育プログラムを提供する予定です。
2014年度活動報告 (PDF) 2013年度活動報告(PDF)
2012年度活動報告(PDF) 2011年度活動報告(PDF)
「夢を応援基金」の運営協力企業や活動概要、サポートプログラム、奨学生・卒業生からのメッセージ、活動収支報告、奨学生の状況、協力企業などの情報は上記活動報告書に掲載しています。
「夢を応援基金」は、2011年4月に、東日本大震災で被災した高校生たちを支援するために株式会社ローソンが創設者となって設立された奨学金プログラムで、特定非営利活動法人チャリティ・プラットフォームが運営主体となり奨学金の給付を行ってきました。2013年3月以降は、今後のサポートプログラムの充実などを考慮し、運営主体がCivic Forceに変更となります。なお、奨学金給付業務をチャリティ・プラットフォームに委託しています。
ローソンの店頭募金や、Pontaポイントでの募金も受け付けています。