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被災地を支援する

2018/08/03

【西日本豪雨】トレーラー3台を、地元NPO「そーる看護訪問ステーション」へ

 

仮設診療所から訪問看護NPOの事務所に

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7月16日から薗小学校の避難所(岡山県倉敷市真備町)で続けてきたトレーラーハウスの仮設診療所は、被災地の事情により7月31日をもって閉鎖しました。開設初日から昼夜多くの避難者の方々にご利用いただきました。市内の医療機関の多くは、まだ再開できていないところが多く、緊急合同支援チームの稲葉医師らは、引き続き岡山県倉敷市を中心に医療支援の活動を続けています。

なお、仮設診療所や待合室として利用していたトレーラー3台は、8月1日から同町内で活動するNPO法人「そーる訪問看護ステーション」の事務所兼仮眠スペースとして終日活用されています。
 

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「被災しても訪問看護はストップできない」

「そーる訪問看護ステーション」は、”地域で活きること”に重点をおいた看取り看護を積極的に行ってきましたが、今回の震災でスタッフ全員が被災。事務所も浸水し、一時活動中止に追い込まれました。しかし、看護師の片岡奈津子さんはじめスタッフの皆さんは、地域の利用者や家族と連絡を取り合って全員の安否を確認し、発災からわずか10日後に在宅や避難所で生活する利用者へのサービスを再開したのです。

Civic Forceは、トレーラーやクーラーなどの設備の貸与だけでなく、今月から「NPOパートナー協働事業」を通じて「そーる訪問看護ステーション」の運営をサポートしていきます。8月2日、根木事務局長が片岡さんとお話し、当団体の事業の意義を改めて確認しました。訪問看護は、食事や入浴など日常生活の援助に加え、服薬やカテーテル、人工呼吸器の管理、点滴、注射、リハビリなど24時間体制で利用者とその家族を支える、体力的にも精神的にも忍耐力が求められる仕事です。

「町全体が壊滅的状態ですが、訪問看護をストップすることはできません。利用者さんのカルテだけが浸水せずに済んだのは奇跡かもしれません」という片岡さん。避難生活を送りつつ、昼夜働き詰めの看護師の皆さんが元気で訪問看護を続けられるように、そして少しでも快適にお仕事できるように、応援していきます。

 

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