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被災地を支援する

2015/09/10

【夢を応援プロジェクト】利用者と心通わす、福祉事業所でボランティア活動

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東日本大震災で被災した学生を奨学金と教育プログラムで応援する中長期復興支援事業「夢を応援プロジェクト」。その一環で、9月1~4日にわたって「NPO法人ネットワークオレンジ」(宮城県気仙沼市)にて奨学生が行ったボランティア活動についてご紹介します。

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2003年から宮城県気仙沼市で活動を開始したネットワークオレンジ(小野寺代表)は「障がいのある人も無い人も、みんながまちづくりの主役だ!」をスローガンに、福祉、まちづくり、社会起業家育成と多岐にわたって事業を展開。このうち、福祉事業では障がい児の療育支援として、作業訓練や生活訓練、地域における自立支援など幅広く活動されています。

本プログラムには福島県出身の奨学生、柳葉れなさんが参加。利用者の方々との触れ合いを通して、ネットワークオレンジの活動や障がい者支援の意義などについて学んでいただきました。

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活動場所は、ネットワークオレンジが運営する、高校を卒業した方を対象とした地域活動支援センター「オレンジエッグ」や小学生の放課後デイサービス「オレンジキッズ」。活動初日、利用者の方々と一緒に遊んだり、作業を手伝ったりと、見守り・援助作業を担当され、2、3日目には利用者の方々が毎日行っている計算問題や漢字学習の先生役となり、一緒に問題を解いたり採点作業を担当。徐々に利用者の方々とも打ち解け、心を通わせることができたようで、利用者のみなさんがお別れの時、「また遊びに来てね」と名残惜しそうに見送る姿が印象的でした。

P1010081.JPG「あたたかい心を持って」―柳葉れなさん(植草学園大学1年、福島県出身)

ボランティア活動をあまりしたことがなかったので緊張しましたが、温かい雰囲気の方々ばかりで安心することができました。特別支援学校教諭の免許を取ることを目標に大学で学んでいますが、小学生以上の利用者の方々と接する機会はこれまでなかったので、貴重な経験となりました。あたたかい心を持って人と接することができる人間でありたいと改めて強く感じました。これからもたくさんの経験を積んでいきたいです。

 

奨学生たちが就学を終えるまで、一緒に支えてください。

■銀行

銀行名  三井住友銀行 青山支店 普通

口座番号          7086642

口座名              公益社団法人Civic Force(コウエキシャダンホウジンシビックフォース)

※「夢を応援プロジェクト」へのご寄付につきましては、同プロジェクトのうち、教育プログラムの実施に使用させていただきます。 奨学金には使用されませんので予めご了承ください。

■クレジットカードからのご寄付

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