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活動報告

被災地を支援する

これまでの災害支援活動(国内)

2015/11/27

【関東・東北大雨被災者支援】ゴミ拾いボランティアに120人、コカ・コーラ社、岡田武史・元サッカー日本代表監督が参加

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大雨被害から2カ月以上が経過した茨城県常総市。被災地では現在も200人余りが避難所での生活を余儀なくされているほか、がれきやごみが流れ着いた田畑の多くは未だに清掃作業が進んでいません。Civic Forceではパートナー団体の被災地NGO協働センターと連携し、避難所での足湯活動やボランティアをサポートするボランティアバスの運行などを継続して実施してきました。

11月25日には日本コカ・コーラ株式会社の社員や、コカ・コーラアンバサダーでサッカー日本代表元監督、FC今治のオーナーの岡田武史さんなど約120人がボランティアとして参加し、農地に流れ着いたがれきの撤去作業を行いました。Civic Forceは被災地NGO協働センターとともに、現地受け入れを調整し、同日午後に行われた避難所での被災者との交流会をサポートしました。

午前10時ごろから常総市じゅっ花町かまちの農地で行われた清掃作業では、120人が敷地幅いっぱいになり泥の中に埋まっているがれきやごみを丁寧に取り出していきました。農地には鉄パイプ、木片などのがれきや、空き缶、瓶などのごみが流れ着いており、トラクターなど農機をいれてしまうと故障、事故の原因になるため、手作業での清掃作業が欠かせないと言います。参加者は約2ヘクタールの農地を3時間にわたって清掃し、計1・5トンのがれき、ごみを拾い集めました。

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地元農家の石塚智章さん(27)は「常総市の農家は高齢者、兼業農家の方が多く、清掃作業は農家だけでは手が回らないのが現状。清掃作業をしないと来年の田植えにも間に合わない。たくさんの方にボランティアに来ていただきとても助かります」と感謝していました。

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一行は清掃作業後、116人が避難している水海道あすなろの里を訪れ、避難者の方々と交流しました。岡田元監督は東日本大震災でのボランティアの経験や今回の水害について触れ、「大変な生活をしていることと思う。しかし、たくさんの人がなんとかしたいと思っていることを忘れないでください」と語りかけ、被災者を激励していました。被災者の方々は記念撮影やサインを頂くなど交流を深め、笑顔をみせていました。

Civic Forceでは引き続き、被災地の復興に向けた活動をサポートしていきます。