災害支援のプロフェッショナル Civic Force(シビックフォース)

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Civic Forceについて

代表者挨拶

ご挨拶

シビックフォースは、日本で起きる大規模災害に対応し、NPO、企業、行政、住民組織などの連携によって迅速で効果的な被災者支援を実現するため、2009年に設立されました。

そのもとになったのは、2004年の新潟県中越地震での経験です。災害支援支援にかかわる様々な組織が、日頃から連携を密にし、支援の想定プランを確認しあっておけば、いざというときにスムーズな対応につながり、より多くの被災者のニーズにこたえることができます。シビックフォースはそのための調整機関であり、情報、人、資金、物資などのリソースを集約したプラットフォーム(土台)の役割を果たせるよう尽力しています。

シビックフォースにとって、最初の大規模ミッションとなった東日本大震災では、発災翌日からヘリコプターを投入して被災地の状況を把握し、緊急支援をスタートしました。この迅速な展開を可能としたのは、発災後3日目にして市民の皆様から1億円を超えるご寄付をいただいたほか、物資や運搬手段などを迅速にご提供いただいた企業の皆様のお力添えのおかげです。

東日本大震災以降、熊本地震や九州北部豪雨、西日本豪雨、北海道胆振東部地震、台風19号など、毎年のように大規模な自然災害が起きています。この間、私たちはより迅速で、さらに多くの命を救うための機能的で実践力のある組織を目指し、捜索救助や救急医療、空からの支援体制の強化をはかってきました。長期にわたる復興フェーズの初期段階で、医師を含む専門家が、より迅速に被災地に入ることで、一人でも多くの命を救い、ニーズにあった支援を届けられるよう尽力しています。

2019年12月、シビックフォースは、佐賀や広島のNPOとともに、緊急災害支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団"ARROWS"」を立ち上げました。その矢先に新型コロナウイルスの感染が広がりましたが、私たちは医療機関や福祉施設にマスクや医療資機材、トレーラー、テントなどを提供し、子どもや障がい者支援に奔走するNPOをサポートしました。

また、地震や風水害が多発するアジアの国々の仲間と立ち上げたアジアパシフィックアライアンス(A-PAD)は、加盟6カ国において、NPO、企業、政府などによる災害支援プラットフォームが立ち上がり、組織や国を超えて連携し合う場が機能するようになっています。

「災害は毎年起きる」。この覚悟を持って、10年の緊急支援の経験を次の10年へつなぎます。皆様のお力をお借りしながら、このバトンをしっかり引き継ぎ発展させていきたいと思います。どうかこれからも「Civic Force(市民の力)」で一緒に被災地を支え、ともに備えてください。

一刻も早く、一人でも多くを救うーー。そのためにシビックフォースはこれからも全力を尽くします。

代表理事 根木佳織
(2020年9月)