2011/04/14
4/12の活動内容で記載した通り、南三陸町では、支援物資の流通に若干の課題が出ています。Civic Forceでは、現地での聞き取り調査や物流拠点の視察をしながら、町の災害対策本部と協議をして、小規模の物流拠点まで物資を配送する試みを始めました。
従 来から現地ニーズにあった食料や日用品、資材等をタイムリーにお届けしてきました。町内の複数ある物流拠点までお届けし、避難所単位での引き取り等をお願いしていました。4/13は、ビタミンたっぷりの甘夏115箱と繊維質が多いさつまいも200箱を、ニーズが高い3ヵ所に配送しました。
具体的には、約500人が避難されている歌津中学校、70名が避難されている入谷小学校近くの物流拠点・入谷公民館、37名が避難し、近辺の250名の方々に物資を配布する拠点となっている石浜集会所の3か所です。
これらの避難所ではCivic Forceの現地スタッフが食料のニーズがあることを先日お聴きし、「いま欲しいもの」をすぐにお届けすることができ、喜んでいただきました。
大工チームに、新たに東京からの2名の大工さんが加わりました。お二人は30代の若手大工さんで、「被災地のためになんでもやります!」と強い意欲を持って参加してくださっています。地元の大工さんのもとで、東京からの大工さんたちがこれまで力を合わせて作った手作りお風呂は、南三陸町に4つ。入浴された 皆さんは、心も体もリフレッシュできているようです。