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活動報告

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2014/01/07

【東北共益投資基金】2013年度年次報告書を公表

東日本大震災で被災した地域の産業振興を支援する組織「一般財団法人東北共益投資基金」は6日、2013年度(2012年10月~2013年9月)の「年次報告書」を公表しました。

同基金はCivic Forceからの寄付を原資に、2011年12月に設立。東北の被災地域において、復興と新しい地域経済の担い手、また、新たな地場産業を生み出す事業者に対して積極的に投資し、投資から5年後の2017年より、償還された資金を震災支援を続ける東北地方NPO等に再投資する計画です。

投資先の事業により、連携する地域の事業者や取引先へ経済効果を生み、新たな産業生態系を生み出すことも期待しています。また、対象事業者には資金支援だけではなく、専門家による経営ノウハウのハンズオン支援とセットで応援しています。

2013年度は5案件に総額2800万円を投資しました。このうち、「新しい水産製品を発信し、復興に貢献したい」との思いから設立された「三陸いりや水産株式会社」には1000万円を投資。経営アドバイザーを派遣し、事業計画策定や財務戦略等の支援を行っています。現在、同社は地元企業とのコラボ商品開発のほか、新工場建設に向けて準備を進めており、従業員数もさらに増やすことから雇用の創出という点でも地域貢献が期待されています。

東北共益投資基金では今後も、地域の復興支援を超えた「共益経済」の輪を広げていく構想です。各種機関とも引き続き連携し、投資先の持続的成長を可能にする経営支援をしていきます。引き続き、ご関心をお寄せいただきますようお願い申し上げます。

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http://kyoueki.jp/information/information-136.html