2012/08/23
被災地では、土砂崩れや家屋の損壊、床上・床下浸水などが起き、豪雨がおさまった現在も、30 度以上の猛暑のなか、周辺地域や全国からのボランティアが家屋の清掃や被災した方々のサポートを続けています。
こうした中、Civic Force 東日本大震災支援事業のパートナー団体である「一般社団法人気仙沼復興協会(KRA)」の呼びかけで、宮城県気仙沼市内10 カ所の仮設住宅住民の方々が手作りされた雑巾約70枚と巾着袋を、「私たちもがんばってるからそちらもがんばって」「仮設のみんなで一針一針心を込めて縫いました」などと書かれた手紙とともに被災地へ届けました。
これらの手作り雑巾と巾着袋は、8月20日、中津市青地区で実施された受け渡し式で、レスキューサポート九州を通じて、被災者の方々に届けられました。雑巾を受け取ったある女性は「未だに泥水が吹き出てきて掃除をするのに、非常に役立ちます」と話していました。
また、巾着については「家財道具が流され紙袋を利用していたため、いただいた巾着が非常に役に立ちます」と語る人もいました。