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2019/10/21

【台風19号】栗の街・小布施に高圧洗浄機5台を貸し出し

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10月12日に伊豆半島に上陸した台風19号は、関東甲信越、東北、静岡県、三重県など広範囲に大雨、強風、高潮などによる甚大な被害をもたらしました。消防庁災害対策本部によれば、住宅被害は全国で全壊57、半壊223、一部破損1974棟にのぼり、床上浸水23411、床下浸水も15975棟と発表されています。

発災から10日が経過した10月22日現在、12都県の81カ所で災害ボランティアセンターが設置され、全国からたくさんのボランティアが応援にかけつけています。

Civic Forceは、浸水した家屋の清掃や泥出しの作業を少しでも前に進めるため、長野県・小布施町社会福祉協議会の災害ボランティアセンターに、10月19日から高圧洗浄機5台を貸し出しています。被災地のなかでもいち早く16日からボランティアセンターが立ち上がった小布施町では、週末1日100人以上のボランティアが訪れており、高圧洗浄機は毎日フル稼働しています。また、被災した家屋の復旧作業に必要な防塵マスク200個、軍手300、厚手のポリ袋500枚をお届けしました。

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小布施町は、全国でも有数の栗の産地で、この時期は全国からたくさんの観光客が訪れますが、今年は激減しているとのこと。なお、観光エリアは被災していないものの、被害にあった方の家の復旧はまだまだこれからです。社会福祉協議会の川北事務局長は「少しでも早い復旧を遂げ、被災した地域のみなさんの生活を早く取り戻したい。そして、観光地としての小布施の街をまたみなさんにみてもらいたい」と話しています。

また、高圧洗浄機は、今年7月に起きた豪雨の被災地である佐賀県の社会福祉協議会ボランテンィアセンターに貸し出していましたが、今回の台風19号の被害を受け、「今すぐ必要なのはあちらのみなさんだから」と、自ら届けてくださいました。