災害支援のプロフェッショナル Civic Force(シビックフォース)

HOME ニュース 被災地を支援する 【九州豪雨】断水の東峰村へ クーラーや衛生用品をお届け

ニュース

被災地を支援する

2017/07/10

【九州豪雨】断水の東峰村へ クーラーや衛生用品をお届け

 
全国各地で今年一番の最高気温を記録するなど暑い日が続いています。発災から1週間が経った福岡・大分両県の被災地では、うだるような暑さと断続的な雨のなか、避難生活を送る人々の間に疲れが見え始めています。避難所では、ライフラインの一刻も早い復旧と、熱中症や感染症の対策が急がれています。
 
 
 
IMG_0609.JPG発災直後から行方不明者の捜索活動と並行して支援物資のニーズ調査を続けてきたレスキューチーム(Civic Force/A-PADジャパン/Peace Winds Japan)は、7月10日、企業の協力を受けて、扇風機やスポットクーラー、除湿機、衛生用品などを、福岡市・東峰村の2カ所の避難所に届けました。

 
扇風機や除湿機で暑さ・湿気対策を
 
配布先の一つとなっている上福井公民館がある地区は、まだ断水状態で9日にようやく電気が復旧したばかり。日中、外に出ている人たちも、夜寝るために戻ってきます。しかし、クーラーがなく、とにかく避難所内はうだるように蒸し暑い状態でした。
 
そこで、Civic Forceは、村上財団からの寄付を受けて、暑さ・湿気対策のスポットクーラーと除湿機、扇風機を配布。避難者の方々からは、「食べ物がすぐに悪くなってしまって困っていた。本当に助かる」「洗濯物がなかなか乾かなかったので除湿機はありがたい」と満面の笑顔を見せてくれました。
 
IMG_0616.jpg
「とにかくうれしい」と言うのは、4か月の赤ちゃんを抱えるお母さん。避難所に来てから赤ちゃんの寝つきが悪くなり、どっと疲れが出ていたようで、Civic Forceの根木佳織事務局長が赤ちゃんを抱っこさせてもらうと、「まぁ慣れているんですね、しばらくお願い」とほっとした様子でした。
 
暑くて寝苦しい夜が続いていましたが、「今日はゆっくり眠れるのではないでしょうか」と隊員たちも安心しました。
 
 
 
 
佐賀の薬局ミズと協力
 
また、レスキューチームの一員であるA-PADジャパンの拠点、佐賀の調剤薬局(株)ミズから衛生用品などの提供を受け、東峰村で栄養ドリンクや消毒液などを配布。暑くて脱水症状などが心配されるなか、特に冷えピタシートやビタミン剤が喜ばれました。
 
赤ちゃんの母親に使い捨てのビニール手袋を手渡すと「おむつかえのときに手を洗わずに捨てられる!」と笑顔を見せてくれました。「料理をするときに限られた給水車からの水を節約して使える!」と喜ぶ女性たちの姿もありました。
 
レスキューチームでは、現在大分県の日田市などでもニーズ調査を続けており、移り変わる被災地のニーズに迅速に対応できるよう尽力しています。
 
IMG_0610.jpg
引き続きのご支援をよろしくお願いいたします。皆さまからの貴重なご寄付は、豪雨で被災された方への支援活動のために使わせていただきます。温かいご支援をよろしくお願いいたします。
 
 
========================
クレジットカード:
 
銀行:三井住友銀行 青山支店 普通 7027390 公益社団法人Civic Force(シャ)シビックフォース
 
ゆうちょ:00140-6-361805 公益社団法人Civic Force
※「九州北部豪雨支援活動」へのご寄付の場合は、通信欄に「九州北部支援」とご記入ください。(未記入の場合、弊団体の活動全般へのご寄付(一般寄付)とさせていただきます)
 
 
■ECナビ「スマイルプロジェクト」九州豪雨支援ポイント募金が始まりました!  https://ecnavi.jp/smile_project/bokin/kyushu_gou/