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被災地を支援する

2014/07/17

【夢を応援プロジェクト】「夢を叶えることができました」―卒業生からのメッセージ1

東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島3県の学生を、奨学金制度とサポートプログラムで支援する「夢を応援プロジェクト」。2011年9月から1人あたり月額3万円の奨学金を支給しています。この度、2014年3月をもって奨学金の受給を終了し、社会人として新たな一歩を踏み出す卒業生からメッセージが届きましたので、その一部を紹介します。(メッセージ内容は2014年3月時点)

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IMG_2499.JPG春からは幼稚園の先生、「少しでも復興の役に立ちたい」

「夢を応援基金」のおかげで学校に通うことができました。夢だった幼稚園教諭の免許を取得することもでき、春からは地元の幼稚園で働きます。たくさんの方々からのご支援で今の私があります。支援してくださった方々に感謝し、少しでも復興の役に立てるよう頑張ります。本当にありがとうございました。

「進学を諦めたけど、2年間学校に通うことができました」

私は「周りの人達に支えられて生きている」ということを決して忘れません。東日本大震災が起きて、私の家も地元も被害を受けました。経済状況も苦しいなか、進学したいと思う自分自身がとてもわがままに思えた事があります。そんな時。この基金に支援して頂いたおかげで、2年間学校に通い、夢を叶えることが出来ました。ご支援を頂いた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。恩返しできるよう社会人として頑張ります。

「夢を諦めずチャレンジすることができました」

「夢を応援基金」のおかげで夢を諦めずにどんなことにでもチャレンジすることができました。追いかけてきた夢とは異なる仕事に就くことになりましたが、夢を実現するために努力したことは決して後悔していません。私は今までたくさんの人に支えてきてもらいました。これからは私が後輩たちを応援していきたいです。

「経済的に苦しく、進学を反対されていました」

震災直後は経済的に余裕がなく、進学するのを反対されて毎日悩んでいました。そんな時、この「夢を応援基金」のおかげで勉強を続けることができました。4月からは地元に戻り介護福祉士として働きます。被災地の復興に貢献できるよう、社会人として頑張っていきたいです。ご支援いただいた皆様には感謝いたします。ありがとうございました。

「漁師として父の手伝いを」

私は高校卒業後、漁師として働きます。私の父親は漁師で、震災の影響で大変な思いをしていることを知りました。卒業後は漁師になり、父の手伝いをしていこうと決意しました。感謝の気持ちを忘れず、漁師として社会に貢献し、ご支援をしてくださった皆様に少しでも恩返しをしていきたいです。夢を応援基金の関係者、募金をしてくださった皆様、そして被災した方々のために様々なご支援をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。