2011年3月11日の東日本大震災発生から2年と8カ月が経過しました。
未曾有の大災害は、地震、津波、原発事故など様々な被害をもたらし、被災地域の企業の大半を占める中小企業にも大きな影響を及ぼしました。岩手、宮城、福島の被災3県の事業所数は、震災直後に比べ徐々に回復しているものの、18%ほど減り従業員数も減少しています。こうしたなか、あえて被災地に身を置き、再起をかけて新たな取り組みに挑戦する企業や個人事業主の方々がいます。
今号のマンスリーレポートでは、震災前より魅力的なまちづくりを目指して、被災した商店主らを応援する宮城県気仙沼市の復興イベント「東北マルシェ™」についてご紹介します。また、先月ついに本格運行を開始した「命をつなぐ翼プロジェクト」や奨学生対象の交流会を開催した「夢を応援プロジェクト」の進捗状況についてお伝えします。
引き続き、被災した地域で復興に向けて奮闘する方々や私たちの活動に対するご関心をお寄せください。