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被災地を支援する

2018/09/08

【北海道地震】日赤・DMATと連携して医療機関を調査

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発災から3日目の本日、緊急合同支援チーム(Civic Force/A-PADジャパン/PWJ)の医師らは、日赤やDMAT(災害派遣医療チーム)と協力して、被災した地域のクリニックや病院の状況を調査しました。

このうち、最も被害が大きかった厚真町の「あつまクリニック」では、レントゲンが傾き撮影の際の位置調整ができなくなっていましたが、それ以外の医療資機材は足りていて通常保険診療ができていることを確認しました。あつまクリニックでは、昨日、外傷患者が急増しましたが、今日は少し落ち着いている様子でした。
 
また、震度6強の地震に見舞われた安平町の追分菊池病院では、現在23人が入院しており、通常外来を休止して救急対応のみを行っています。今日は、電気や水道も回復し、CT(コンピュータ断層撮影)などの医療機器も無事に動いていることを確認しました。なお、チームメンバーである佐賀大学の医師から医療活動に必須の医療用手袋を渡しました。その他、避難所の巡回診療などに関する調査を行いました。
 
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また、チームでは本日、厚南会館や上厚真小学校など避難所となっている施設で聞き取り調査を実施。調査の結果に基づき、現在、緊急支援物資の配送に向けて、備蓄物資の輸送や企業への協力呼びかけなどを開始しています。
 
そして、発災後の7日夜から厚真町吉野地区で行方不明者の捜索を続けてきた救助犬チームは、今日も救助犬3頭とともに同地区西側サイトに入りました。
 
捜索活動は自衛隊や町役場の皆さんと協力して行っていますが、今日は重機で掘る位置を局限すべく、中部救助犬協会から2頭とともに現場へ。残念ながら、生存者の発見にはいたりませんでしたが、今も13人の行方がわかっておらず、現場では不休の捜索が続けられています。
 
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皆様からのあたたかいご支援をお願いいたします。

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