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2018/07/12

【西日本豪雨】行方不明者の捜索を再開、熱中症患者を診察

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レスキューチームは本日、救助犬による行方不明者の捜索活動を再開しました。場所は、広島県安芸区。車で移動中に土砂に巻き込まれた可能性の高い男性をご両親が必死で探しています。今回は、災害救助犬育成チームCWCと救犬ジャパンのメンバーも応援にかけつけ、計9名・6頭で捜索しました。チームの救助犬「夢之丞」たちは、本日午後から活動を開始し、いくつかのポイントで反応を示しましたが発見にはいたらず、同じ頃、同エリアで捜索中の消防などにより2体が遺体で発見されたため、一旦チームは捜索を終了しました。なお、広島県警から引き続きの捜索を依頼されたため、チームでは明日も捜索を続ける予定です。

 

医療チームは、引き続き岡山県倉敷市の薗小学校の避難所で避難者の方々の診察を続けています。災害時の避難所では、たくさんの人が身を寄せ、体を動かしたり歩いたりする機会が極端に減るため、深部静脈血栓症(DVT)検診も行っています。また、今日は熱中症で倒れた方がいたため、保健室で診察後、別の教室に設置した救護所で診療しました。発災から約1週間が経ち、猛暑のなか、体調を崩す人が増えています。チームの医師は、患者の診察と並行して、避難所運営会議、保健所やHuMAとのミーティングなどにも参加し、感染症や熱中症が広がらないよう関係者と協力しています。チームには明日から佐賀大学の阪本医師が倉敷市の避難所に応援に駆けつける予定です。

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このほか、広島県三原市では本日もニーズ調査に基づく物資を配布。今日は、船木ふれあいセンターと生涯学習センター、金売集会所、沼田小学校、老人介護保健施設せせらぎ、北方コミュニティセンターにマットレス150枚と、ユニクロ提供の衣料品、お茶などを届けました。

佐賀からの定期便としては、佐原市の須波宗斉会病院に300リットルの水タンクと医療用ペール(感染症廃棄物専用容器)、給水袋を届けました(写真)。

 

 

 

 

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